HISの歩みAbout HIS
世界一の
旅行会社をつくる
1980年、創業者澤田秀雄の大きな夢のもと、
新宿の小さなオフィスからHISの挑戦は始まった。
そして創業より約40年間、
時には世界的な危機を乗り越えながら、
HISは挑戦と発展を続けてきた。
現在では、世界中で多数の事業を展開している。
脈々と受け継がれるHISのベンチャースピリットは、
どのように継承されてきたのか。
これまでの歩みを振り返りながら、その源流を辿る。
1980
1985
1989
1990
1991
1993
1996
1998
1999
2003
2004
2005
2008
2009
2010
2014
2015
2019
2020-2023
1980 HISの前身「株式会社インターナショナルツアーズ」を設立
海外旅行はまだまだ憧れの時代に、業界に先駆けて格安航空券の販売を開始。
開業当初は宣伝活動に奔走するも、経費ばかりが飛んでいく日々が続く。
しかし澤田には「安く」海外旅行に行けることに、必ず人々が価値を見出してくれるとの確信があった。そして「石の上にも3年」との決意のもと、地道に信用を積み上げていく。
やがてバックパッカーを中心とした口コミの広がりとともに、来店客数は増えていった。
1985 初の海外拠点として香港支店をオープン
業界No.1へ向けて、開業数年で早くも海外拠点「香港支店」をオープン。世界の格安航空券の入手や、ヒット商品「中国自由旅行」の立ち上げに伴うビザ申請など、お客さまのニーズに対応するための業務を担う。
1989 初の自社主催商品「Ciao（チャオ）」を発売
「Ciao（チャオ）」は、観光地への格安航空券とホテルをパックにした自由旅行型のパッケージツアー。格安航空券の販売に注力し、機が熟したと判断したタイミングで、商品化を実現。
新橋営業所にて「アバンティ＆オアシス」を発売
初のオフィス街進出店舗である新橋支店にて、高級感をイメージしたツアー商品「アバンティ＆オアシス」の販売を開始。その後「アバンティ＆オアシス」はウェディング専門セクションとして全国へ展開していく。
1990 社名を「株式会社エイチ・アイ・エス」に変更
1991 「ビジネスセクション」「グループセクション」を開設
個人旅行に留まらず、海外出張・国内出張・社員旅行・団体旅行・福利厚生など、法人・団体・組織向けのサービスを展開。（※現在は法人営業本部）
1993
本社統合のため新宿に移転拡張＆
旗艦店「トラベルワンダーランド新宿本社営業所」オープン
当時、日本最大級の接客カウンターを持つ「トラベルワンダーランド新宿本社営業所」をオープン。商品ラインナップも豊富になり、この頃から総合旅行会社としての体裁を整えるようになった。
1996 オーストラリアにホテル「The Watermark Hotel Gold Coast」 をオープン
ホテル業進出への第一歩として、
総客室数410のホテルをオーストラリア・ゴールドコーストにオープン。
（※現在はグループ外）更地にホテルを建て、マネジメントも自社の手法を導入。
スカイマークエアラインズ株式会社を設立（※現在はグループ外）
1998 国内営業所100店舗突破
1999 添乗員同行の旅「impresso(インプレッソ）」発売
添乗員同行ならではの安心・安全を感じていただける
パッケージツアー商品「impresso（インプレッソ）」の販売を開始。ツアーでは、有名な世界遺産から隠れた観光ポイントまで厳選してご案内。
2003 海外拠点50店舗突破
2004 東京証券取引所市場第一部へ上場
国内営業所200店舗突破
2005 九州産業交通株式会社に資本参加 （※現在は九州産業交通ホールディングス株式会社）
2008 国内営業所250店舗突破
2009 海外拠点100店舗突破
2010 ハウステンボス株式会社を子会社化
赤字が続いていたハウステンボスへ「再建請負人」として招聘された澤田が社長として就任。700万の電球を使った「東洋一」のイルミネーションや人気アニメとのコラボレーションイベントなど、ここでしか体験できないサービスを展開し、短期間で黒字化に成功。
（※現在はグループ外）
2014 株式会社ラグーナテンボスを設立し、ラグーナ蒲郡の3事業を承継
愛知県にある複合型マリンリゾート「ラグーナ蒲郡」の3事業を承継。面積や老朽化にともなう設備投資などの課題があったが、ハウステンボスの経験を活かしてイベントの量と質を上げ、リピーター増加を目指した施策を推進。
海外拠点150店舗突破
2015 世界初のロボットが接客するホテル「変なホテル」をオープン
「変なホテル」をオープン。「初めてロボットがスタッフとして働いたホテル」としてギネス世界記録に認定される。
海外拠点200店舗突破 、国内拠点300店舗突破
2019 旅館再生事業第一号の「満天ノ 辻のや」スタート
後継者不足などの問題解決を通した観光産業の活性化を目指して、ホテル・旅館再生事業プロジェクトを立ち上げる。第一号として、石川県の粟津温泉「辻のや花乃庄」を取得し改装を加え、「満天ノ 辻のや」として開業。
2020 - 2023 アフターコロナに向けた新規事業を複数展開
コロナ禍において、旅行業で培った集客力や拠点網を生かしながら、オンライン体験ツアー、グランピング、飲食業、人材派遣など新規事業を展開。
さらなる進化発展のチャンスとするべく挑戦を続けている。
HIS Group Purposeを制定し、コーポレートロゴを一新
子会社を含めたHISグループの社会における存在意義を示すパーパス『「心躍る」を解き放つ』を制定。また、パーパスを経営の軸に据える決意を込め、コーポレートロゴを一新。