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Interview
教育旅行に携わる方の
それぞれの想いに寄り添い
責任を持って仕事に取り組む

實延 琢守
Jitsunobu Takuma

實延 琢守

営業(BtoB)

法人営業本部 教育旅行事業グループ
教育第一セクション 第二営業所
/2020年 新卒入社

Profile

入社後、コロナ禍による自宅待機や出向を経験。
現在は、法人営業本部 教育旅行事業グループで営業スタッフとして活躍中。修学旅行や語学研修を担当し、子どもたちに自らの想いを伝えていくことに挑戦している。

Career
  • 2020.4入社
  • 2020.12ハウステンボス
  • 2022法人営業本部 教育旅行事業グループ 教育第一セクション 第二営業所
想いが叶えられる会社で、好きなことを仕事に

" 想いが叶えられる会社で、好きなことを仕事に "

――― 海外に関わる仕事を意識するきっかけは何でしたか。

学生時代にバックパッカーとして、東南アジアやヨーロッパなどを訪れた経験が大きく影響しています。

現地の方との交流を通して自分の思い込みが覆されたり、歴史的背景から対立している状況を目にするなど、学びを得る機会が多くありました。 そして「実際に現地に行ってみないとわからないことがある」という気付きを、より多くの人に共有したいと考えるようになりました。

――― HISへの入社に至った思いを教えてください。

「自分の想いが叶えられて、好きなことを仕事にできる会社」だと思ったからです。
当初は業界を絞らず、「世界に商材を展開していく会社で働きたい」という想いで就活していました。海外経験を通して、日本の製品が愛されていることや、日本の素晴らしさを改めて感じたからです。

一方で、自分の好きなことを仕事にしたいという気持ちもあり、悩みながら就活を進めました。最終的に、自分が好きな「旅」を通して想いを叶えられる旅行業界に絞り、HISのチャレンジできる社風に惹かれて入社を決意しました。

旅行へ送り出す人の想いに寄り添う

" 旅行へ送り出す人の想いに寄り添う "

――― 入社後はどんな仕事に携わりましたか。

私が入社した2020年4月当時は新型コロナが流行しており、研修はすべて中止され、自宅待機となりました。その期間は資格の勉強に挑戦していましたね。
その後、ハウステンボスにあるホテルへの出向を経て、2022年より教育旅行事業グループに配属されました。
中学校、高校の修学旅行や語学研修を取り扱う部署です。私は営業担当として、提案のみならず、企画・手配、受注後の実施・添乗までの幅広い業務を担うことになりました。

――― 配属されたばかりの頃、意識していたことはありますか。

可能な限り先輩の営業に同行させてもらい、現場で学ぶことを意識していました。
修学旅行は、入札から実施まで1~1年半ほどの時間がかかります。同じ案件に対する営業でも、タイミングによって内容が異なるため、学ぶことがたくさんありました。例えば、提案の際は企画した内容についての説明、実施が決まってからは行程の打ち合わせ、終了後は精算についての話をします。半年で約70回の営業同行をしました。

――― 地道な努力があったんですね。努力を続けられた理由は何でしょうか。

生徒さんにとって、修学旅行は楽しい行事だと思いますが、学校としては1~2年かけて準備をする一大イベントなんですよね。中高生の生徒さんの命を保護者の方々から預かり、安全に旅行を実施するという責任も伴います。

上司から注意を受けることもありましたが、その際には自分の考え方や営業の仕方で安全を担保できるのかと自問自答し、改善に努めました。

経験を積む中で、「この旅行は誰がいくのか」「どんな想いで送り出す人がいるのか」を深く理解できるようになっていきましたね。その学びが今の活力にもなっています。

積み重ねた経験が、今の仕事の土台

" 積み重ねた経験が、今の仕事の土台 "

――― 入社後~配属初期の頃の経験は今の仕事に活きていますか。

はい。ホテルで勤務していた経験から、ホテルのスタッフがどのようなスケジュール感や想いを持って働いているかがわかるので、プランを組むときに役立っています。
今は送り出す側ですが、受け入れる側の気持ちを知ることができたのはとても良い経験でしたね。

また、多くの営業同行を経験したことで、学校の校風や先生の考え方に合わせて、営業の仕方を柔軟に変えることができるようになりました。
行程はこちら側で一方的に決めてしまうのではなく、いくつかの選択肢を用意した上で学校側に相談する、といった工夫もしています。

――― 学校側からの相談に対しては、どのような対応をしていますか。

海外旅行の場合、円安や物価の上昇などを考慮して検討したいという方もいらっしゃるので、相談を受けた際はなるべく費用が抑えられる方面の提案などをしています。
例えばアイルランドは、中東経由のフライトを使うとオーストラリアより安く行けたりするんです。ただ、アイルランドに馴染みがない方も多いので、英語の訛りや街の規模など、情報面での細かなフォローもしています。
また、ホームステイ先を選定する際も、可能な限り生徒さんが心地よく過ごせるように、要望を考慮して提案するよう心掛けています。

――― 準備の段階では、何か気をつけていることはありますか。

海外での修学旅行となるとトラブルに巻き込まれるリスクも高いので、とにかく細かい準備や確認を徹底しています。
例えば、アレルギーを持っている生徒さんの対応です。国内であればしっかりと対応してくれるレストランやホテルが多いですが、海外の場合は要望通りに対応してくれないことも多々あります。その場合は、こちら側から何度もこまめに確認をとり、確実に対応をしてもらうように働きかけています。

自分の好きなことに全力で取り組んでほしい

" 自分の好きなことに全力で取り組んでほしい "

――― 實延さんがHISで働き続ける原動力は何でしょうか。

教育旅行は、営業から添乗まで一貫して携わることができる仕事です。現地では、生徒さんが楽しそうなときも、そうでないときも、実際の表情を見て、声を聞いて、フォローができる。
それが一番の魅力であり、自分のモチベーションにも繋がっています。

修学旅行が初めての海外旅行という生徒さんも多いです。そんな中で大きな不安を感じてしまったら、もう海外へ行きたくないと感じる方もいるかもしれません。そんな気持ちを抱えたまま日本に帰ってほしくはないので、添乗中は生徒さんとたくさんコミュニケーションをとるように心掛けています。

つまらなさそうにしている方には声をかけて、何が楽しかったのか、何がつまらなかったのか、話を聞くようにしています。不満を持っていそうであれば、話を聞いた上で「日本っていい国だよね。今回、海外に来て気付けたことは、いい経験になったよね。」と伝えると、納得してくれることもあります。

また、部署内には各方面のスペシャリストがたくさんいます。スペシャリストから聞いた情報を先生に伝えることで、安心いただけることも多くあります。そのように、尊敬できて頼れる先輩がたくさんいるので、毎日が勉強だという気持ちで、前向きに取り組むことができています。

――― 最後に、未来の後輩へメッセージをお願いします!

まずは自分の好きなことに全力で取り組んでほしいです。自分の好きなことや、がんばりたいと思っていることを軸として取り組み続けていけば、就職活動の面接でも堂々と話すことができるのではないでしょうか。

今やHISは旅行だけではない広いフィールドを持つ会社です。自分の考えが変わっても、チャレンジできる環境がある会社だと思います。
やりたいことに迷いがある人も、ぜひどんどん来てほしいです。一緒にチャレンジしましょう。お待ちしています!

ある1日の仕事のながれ

  • 9:30

    出社

  • 9:45

    朝礼

  • 10:00

    営業準備(資料作成など)

  • 11:00

    メール対応、電話連絡

  • 12:00

    ランチ

  • 13:00

    営業(外出・お客様との打合せ)

  • 16:00

    帰社後、社内企画会議(現地支店も交えて)

  • 17:00

    打合せ内容をもとに、手配・事務処理

  • 18:30

    退社

※社員の所属等は、取材当時のものです。

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